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pri miaj notoj : このページはいんみ〜氏の 時制の一致のページを丸ごと引用しています。HTMLの文字コード設定が不備で文字化けするのと、文字化けを手操作で解消しても代替表記法で書かれているので、とても読みにくいのでこのような手段を取らせていただきました。
2018/12/10

時制の一致


英語では従属節と主節とで時制の一致を行なわなければならない。そのため次の例では、過去のさらに過去を表すため過去完了が用いられる。エスペラントでは、このような時制の一致を行なわないので、過去完了というややこしい時制を考えなくてもよい。

このように、keや疑問詞で導かれる従属節(名詞節)の動詞の時制は、主節の時制が表す時点から見た時制をとる。(相対時)

ただし、関係代名詞や関係副詞で導かれる従属節(形容詞節、副詞節)の動詞の時制は、その文を書いた(言った)時点から見た時制をとる。(絶対時)

疑問詞の節(名詞節)の場合

関係代名詞の節(形容詞節)の場合

しかし、これは英語のような時制の一致とは違う。たとえば、以下の文の場合、を見てみよう。

戦争が起こったことが、町に住んでいたことよりも昔の場合でも、okazi を 過去完了にすることはしない。これを話している時点から見ると、戦争が起こったことも、町に住んでいたことも、過去なので、両方が過去形になるだけである。

なぜ、こうなるかというと、関係代名詞や関係副詞の文は、一般的な従属接続詞を用いた文と同様にみなされるからである。

ザメンホフが住んでいたのは、私がその町に行った時点よりも前だが、log^i を過去分詞にしないのと同じである。

両方の文の前後関係を明確にしたい場合は、antau^e(以前に)を用いるとよい。